継続できないのは、あなたのせいじゃない
何か新しいことを始めようと決意したものの
なかなか継続できずに
「また今回もダメだった…」
と落ち込んでしまう経験は、誰にでもある
のではないでしょうか。
私自身も、継続することの難しさを
日々痛感しています。
継続は「普通にできるもの」ではないと
私は考えています。
なぜなら、私たちの生活には
予期せぬ出来事が常に起こり、自分だけの
力ではどうにもならない状況に直面する
ことが多々あるからです。
例えば、毎朝の散歩を1年間続けると
決めたとしましょう。
一見簡単そうに思えますが、実際には
体調の変化、家族の急な用事、
子どもの発熱など、さまざまな事情が
継続を阻む要因となります。
このような状況に直面した時、
「自分は意志が弱いから継続できないんだ」
と自分を責めてしまう必要は全くありません。
継続が途切れてしまうのは、むしろ自然なことなのです。
挫折は「ゼロからの再スタート」と捉えよう
では、継続が途切れてしまった時、
私たちはどのように考え、
どのように行動すれば良いのでしょうか。
最も大切なのは、
そこで全てを諦めてしまうのではなく、
「ゼロからやり直す」という気持ちで
再スタートを切ることです。
完璧主義に陥り、
「一度途切れたらもう終わりだ」と
考えてしまうと、
次の一歩が踏み出せなくなってしまいます。
継続は一直線に進むものではなく、
時には立ち止まり、後戻りしながらも、
全体として前進していくプロセスだと捉えることが重要です。
私の経験:野球の自主練と「高いハードル」
私自身、
小学校から野球を続けてきましたが、
自主練習の重要性は常に感じていました。
誰よりも練習してきたという自負はありますが、
それでも継続が難しいと感じる瞬間は
多々ありました。
例えば、「毎日素振り500本」という
目標を立てたことがあります。
これは非常に高いハードルであり、地道で、
時には「だるいな」と感じることもありました。
人間は楽をしたい生き物ですから、
練習が厳しくなると、
どうしてもサボりたくなってしまうものです。
その結果、当初設定した
「こんなバッターになりたい」
「こんなピッチャーになりたい」という
目標と、実際の行動との間にギャップが
生まれてしまいます。
目標達成のためには、
日々の積み重ねが不可欠であり、
一つでも疎かにしてしまうと、
目標に近づくことはできません。
この経験から、
私は「高い目標設定」が必ずしも継続に
繋がらないことを学びました。
習慣化の極意:ハードルを極限まで下げる
では、どうすれば継続できるのでしょうか。
その鍵は「習慣化」にあります。
そして、習慣化を成功させるための極意は、
「最初のハードルを極限まで下げること」
元ゴールドマン・サックスで勤務され、
現在は実業家として活躍されている田中渓さんも
この考え方を提唱しています。
田中さんは
「最初は0に近い形でいい」と語っており、
ご自身も朝起きるのが苦手だったため、
起床時間を「分単位」で早めることから
始めたそうです。
例えば、
「今週は7時に起きれたから、来週は5分だけ早く起きてみよう」
といった具合に、
本当に少しずつ目標を調整していくのです。
習慣化には一般的に3ヶ月かかる
と言われています。
この3ヶ月の間に挫折してしまうと、
せっかく始めたことも途絶えてしまいます。
だからこそ、
最初のうちは「やる」という行動そのものを
習慣化することに焦点を当て、
目標の達成度合いは二の次で良いのです。
小さな成功体験が継続のガソリンになる
高い目標を設定し、
それを達成できなかった時に生まれるのは
「罪悪感」です。
「今日はサボってしまった」
「達成できなかった」という感情は、
人を逃げ道へと誘い、最終的には
「今日は時間がなかったから仕方ない」
「体調が悪かったから仕方ない」といった
言い訳を生み出してしまいます。
これでは、継続は困難です。
そうではなく、
本当に小さなことから始めてみましょう。
例えば、
「練習態度を良くしたい」
という目標であれば、
「今日は明るい声で誰かに1回挨拶してみよう」
というレベルで十分です。
このような小さな目標を達成することで、
「今日はできた!」
という達成感が生まれます。
この達成感こそが、
継続するための強力なガソリンとなるのです。
まとめ:まずは「その1歩」を踏み出そう
継続は難しいことですが、
決して不可能ではありません。
大切なのは、
完璧を目指すのではなく、
小さな一歩から始め、
それを習慣化していくことです。
挫折しても自分を責めず、
何度でも「ゼロからの再スタート」を
切る勇気を持ちましょう。
「中途半端で終わるな。まずは0.1歩から」。
この言葉を胸に、
今日からあなたも小さな一歩を踏み出してみませんか。その小さな一歩が、やがて大きな目標達成へと繋がるはずです。



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