― ウォームアップ前に、すでに差はついている ―
はじめに|技術は同じなのに、なぜ試合で差が出るのか
「練習ではできているのに、試合になると結果が出ない」
「試合になると、なぜか消極的になる」
こうした悩みを持つ選手はとても多いです。
多くの選手は
“試合=技術を発揮する場”
だと考えています。
しかし実際は、
**試合は「考え方を使う場」**です。
そして差がつくのは、
バッティング練習やノックよりも前。
試合前に、何を考えているかで、
プレーの質は大きく変わります。
① 今日の試合で「自分に求められている役割」
試合前、多くの選手は
「打てるかな」
「ミスしたらどうしよう」
と自分中心で考えてしまいます。
一方、結果を出す選手は
まずこう考えます。
- 今日の試合で自分は何を求められているのか
- チームにとって、自分の役割は何か
ヒットを打つことだけが役割ではありません。
- 繋ぐ打撃
- 進塁
- 声かけ
- ミスを防ぐ守備
役割が明確になると、迷いが消える。
これが試合で安定する第一歩です。
② 今日の試合で「狙う結果は1つだけ」
試合前に
「全部うまくやろう」
と考える選手ほど、結果が出ません。
伸びる選手は、
狙う結果を1つに絞ります。
- 初回の第1打席で強いスイングをする
- 1球目は必ず振りにいく
- 最初の守備機会を確実にこなす
すべてを完璧にやろうとすると、
判断が遅れ、体も固まります。
狙いを1つに絞ることが、集中力を高める。
③ ミスが起きたときの「切り替え方」を決めている
試合でミスは必ず起きます。
大事なのは、
ミスをしないことではありません。
試合前に
「ミスしたらどうするか」
を考えているかどうかです。
- 深呼吸を1回する
- 次のプレーで声を出す
- ポジションを1歩確認する
切り替えを
行動レベルで決めておく選手は、
ミスを引きずりません。
結果が出ない選手ほど、
切り替えを「気持ち」で何とかしようとします。
④ 最初の1プレーで「やること」を決めている
試合の流れを大きく左右するのが、
最初の1プレーです。
結果を出す選手は、
試合前にこれを決めています。
- 最初の打席では、積極的に振る
- 最初の守備では、確実性を優先する
- 最初のプレーで、声を出す
最初の1プレーに迷いがあると、
試合全体が受け身になります。
最初の1プレーを決める=試合の入り方を決める
ということです。
⑤ 試合後に「何を振り返るか」を決めている
多くの選手は、
試合後にこう振り返ります。
「打てた」「打てなかった」
「勝った」「負けた」
結果だけの振り返りでは、
成長は止まります。
試合前に、
振り返る基準を決めている選手は違います。
- 役割は果たせたか
- 狙い通りのプレーができたか
- 判断は正しかったか
試合は、
終わった瞬間から次の成長につながるかどうか
が決まります。
まとめ|試合前の思考が、結果を作る
試合で結果が出ない原因は、
技術不足ではないことが多いです。
- 役割を考えていない
- 狙いを絞っていない
- 切り替えを準備していない
- 入り方を決めていない
- 振り返りの基準がない
これらはすべて、
試合前に考えられることです。
技術は、
考え方が整って初めて発揮されます。
最後に
今回紹介した「試合前の考え方」は、
特別な才能がなくても、
今日から誰でも実践できます。
この考え方を
打撃・守備・試合の場面ごとに整理し、
実戦で使える形にまとめたのが
夢ake Baseballの考え方マニュアルです。
「試合で何を考えればいいか分からない」
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