― 練習量より先に直すべきこと ―
はじめに|努力しているのに、なぜか伸びない理由
「人一倍練習しているのに、試合では結果が出ない」
「周りより真面目にやっているはずなのに、評価されない」
こうした悩みを抱える選手は、
決して少なくありません。
そして多くの場合、
その原因は才能やセンス、
練習量の不足ではありません。
実は、伸び悩む選手の
多くに共通しているのが
“考え方のズレ” です。
この記事では、
これまで多くの選手を見てきた経験から、
野球が上手くならない選手に
共通する「考え方のズレ」を
7つに分けて整理します。
もし1つでも当てはまるものがあれば、
技術練習より先に、
そこを見直すことが成長の近道になります。
①「量をやれば上手くなる」と思っている
もちろん練習量は大切です。
しかし、
考えずに積み重ねた量は
成長に直結しません。
- なぜその練習をしているのか
- 試合のどの場面につながるのか
- 今日のテーマは何か
これが曖昧なまま練習量だけ増やしても、
同じミスを繰り返すだけになってしまいます。
量は「考え方」があって初めて武器になる
これを理解することが最初の一歩です。
② ミス=失敗だと思っている
ミスをした瞬間に、
- 落ち込む
- 下を向く
- 消極的になる
こうした反応をしてしまう選手は多いです。
しかし、試合で起きたミスは
**「失敗」ではなく「情報」**です。
- なぜ遅れたのか
- 判断が遅れた理由は何か
- 準備のどこが足りなかったのか
これを整理できる選手ほど、
次のプレーで修正できます。
ミスを恐れる考え方は、
成長を止めてしまいます。
③ 結果だけで自分を評価している
ヒットを打てたか
エラーをしたか
試合に勝ったか
結果を見ること自体は大切です。
ただし、
結果だけで自分を評価するのは危険です。
- 判断は正しかったか
- 準備はできていたか
- 自分の役割を果たせたか
ここを見ずに結果だけを見ると、
「たまたまうまくいった」
「たまたま失敗した」
という評価しか残りません。
成長する選手は、
結果の前に“過程”を評価しています。
④ コーチの言葉を「作業」で聞いている
指導を受けたときに、
「言われたからやる」
「とりあえず形だけやる」
こうなってしまうと、
伸びは止まります。
大切なのは、
- なぜその指導が出たのか
- どの場面を想定しているのか
- 自分のプレーとどうつながるのか
を自分の中で翻訳することです。
指導を「作業」にしてしまうか、
「武器」にできるかで、差は大きく開きます。
⑤ 練習と試合を別物だと思っている
練習ではできるのに、
試合になるとできない。
この原因の多くは、
練習で試合を想定していないことにあります。
- 試合のカウント
- ランナー状況
- 守備位置
- 自分の役割
これを無視した練習は、
試合での再現性が生まれません。
練習は「上手くなる場」ではなく、
試合を再現する場だと考えることが重要です。
⑥ 自分の役割を理解していない
全員がホームランバッターに
なる必要はありません。
全員がエースに
なる必要もありません。
- 今のチームで何を求められているのか
- 自分の強みは何か
- どんなプレーが評価されるのか
ここを理解せずにプレーすると、
頑張っているのに評価されない状態に陥ります。
役割を理解した選手ほど、迷いが消えます。
⑦ 上手い選手を「別世界の人」だと思っている
「あの人はセンスが違う」
「自分とはレベルが違う」
こう思った瞬間、成長は止まります。
上手い選手も、
- 考え方
- 準備
- 判断
を積み重ねてきただけです。
差があるとすれば、
技術より先に「考え方」を整えてきたかどうか
それだけの違いです。
まとめ|技術より先に、思考を整える
野球が上手くならない原因は、
技術不足ではなく、
考え方のズレであることが多いです。
考え方が変われば、
- 練習の質
- 試合での判断
- ミス後の切り替え
すべてが変わります。
最後に
この記事で紹介した「考え方」を、
打撃・守備・試合の場面ごとに整理し、
実戦で使える形にまとめたのが
夢ake Baseballの考え方マニュアルです。
もし、
「何を意識すればいいかを明確にしたい」
「考え方を言語化して整理したい」
そう感じた方は、
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